【メトロエクソダス】クリア後の感想!METRO EXODUS【PS4】
【メトロエクソダス】クリア後の感想!METRO EXODUS【PS4】
ネタバレを含みます。閲覧には注意してください。
メトロエクソダスのクリア後の感想を書いていきたいと思います。
一言で言うと、感動しました。映画を1本見終わったような感覚。いい大人がうるうるとしてしまいたした。
実はクリア自体は1週間以上前にしていました。なぜこのタイミングになったのかといいますと、クリア直後では冷静な感想を書くことができないと思ったからです。
僕は作品を見る時に、入り込んで見るタイプではないので、小説や映画などで泣くことはめったにありません。その僕が不覚にも泣いてしまいました。なぜそんなことになったのか?順を追って説明したいと思います。
まずはストーリーとしては小説が土台となっています。そしてメトロエクソダスの前に2本のゲームが発売されています。
僕は、小説を読んでもいないし、前作をプレイしてもいません。
今作だけをプレイしても十分に楽しめる作品です。
冒頭はチュートリアルをかねた『モスクワ脱出』編。季節は『冬』。
ここでこのゲームはこういうものだよ。と説明してくれるわけですが、言葉で説明するわけではありません。最低限の説明しかない状態で、プレイヤーに考えさせます。どうしたらいいのか?ここで離れていく人もいるでしょう。
次に『ヴォルガ川』編。季節は春。
一気に物理的に世界が広がります。オープンワールドの様に広い世界。ここに放り込まれます。さあ、勝手にやれと。
その後に待っているのは、『ヤマンタウ』編という地獄。僕は最初ここで詰んだと思いました。出てくる敵がアホみたいに多く、しかも中の一人がクソクソ強い。ここには絶望しかありません。
さらに『カスピ海』編。季節は夏。
またまた世界は広がります。岩場と砂地の世界。またまた勝手にやれと、突き放されます。
この作品を低評価している人たちの大半は、ここまでのどこかで結論を出し、扉を閉じた人達だと思います。あくまで僕の予想ではありますが。
この作品に絶対悪は存在しません。あるのは『生への執着』。どんな環境に置かれたとしても、そこで生きていかなければならない。そんな時に人間はどうするのか?
この作品には最低な人間な何人も出てきます。反吐が出るようなことが平気で行われています。
しかし、そこに置かれた時、自分は絶対にそうならないと言えるでしょうか?
そう。この作品の根幹には、『考える』こと。さらには『未来への問題提起』がされています。
この世界に起こっている様々な原因のほとんどは、人間が引き起こしたことです。人間以外の生物は、『環境に適応』しただけです。
人間は知能が発達した動物だと言われています。しかし賢いのかというと、必ずしもそうとは言えないかもしれません。人間は未来を予想できるにも関わらず、我慢することができない。身近で言えば、酒や煙草だって我慢できない動物なのです。その延長線上にこの未来があります。『考える』。『予想する』。そして最も難しく、誰もができるわけではない『行動する』ということ。
この作品は教えてくれます。
脱線してしまいました。話を戻します。
次は『タイガ』編。季節は秋。
物語は中盤から終盤に差し掛かっています。世界はどんどん狭くなっていきます。
最後『亡霊の街』編。
1本道の冒険です。ある女性を助けるために、二人の男が挑む冒険です。
そしてエンディング。
詳しくは書けません。詳しい内容は自分でプレイするか、僕の動画、ブログを見てください。
ただ言えることがあります。泣いた。僕は泣いた。何とも言えない感覚。無力感、脱力感、達成感、そして郷愁。少しの希望。
受ける感覚は人それぞれだと思います。
ただ一つ言えることがあります。
このゲームは後世に残したいゲーム、だという事です。
プレイしてよかった。
ありがとう。
ここまでお付き合いいただいてありがとうございます。ブログの方はまだ途中ではありますが、動画は完結しております。もしよかったら見てやってください。
メトロエクソダス、ブログ↓
【part1】初見プレイ!【メトロエクソダス】最初から詰みました!【PS4】METRO EXODUS おすすめゲーム
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